ペットブームが定着し、いまや、ペットは大切な家族の一員です。
こうしたペットの増加とともに、人間と同じような病気にかかるペットが多く
なってきているのです。その中でも考えられないほど増えているのが、
ガン・心臓病・てんかん・糖尿病・腎臓病・肝臓病・
皮膚病 です。
どれも人間に多い病気と同じで”ペットの現代病”といわれています。
このような、ペットの病気にも漢方薬は効果的です。

・免疫力を高める作用があります。
・動物本来が持っている自然治癒力を引き出す作用があります。

■ガン(腫瘍)とは・・・
ガンは犬や猫のペットの死因で最も多い病気です。
ガンは身体の免疫組織の抵抗力が低下していき、ガン細胞に負けてしまうことによって、ガンという病気として
発症するのです。ガンが発症するまでには、かなりの時間、免疫組織がバランスを欠いていたはずです。
ガン(腫瘍)の中には、「良性腫瘍」と「悪性腫瘍」という2種類があり、このうち「悪性腫瘍」がいわゆるガンです。
ガンは、次々と他の器官へ転移してしまう場合が多いので、早く発見して早期治療を行うことが大切です。


■心臓病とは・・・
犬、猫の心臓病には大きく分けて「先天性の心臓病(遺伝性の心臓病)」と「後天性の心臓病(生活習慣などに
よる心臓病)」があります。ただ、「先天性の心臓病」の発生率は非常に低いのです。
「後天性の心臓病」は大きく分けて「拡張型」「肥大型」「拘束型」の3つのタイプがあるといわれています。
心臓病の特徴としては、おかしな咳が出る、運動を嫌がるなどです。
おかしな咳ですが、咳は夜中から明け方に出ることが多いです。
特にコンコンという咳は、一般にカゼだと思われがちなので要注意です。
心臓病は、重症になると完治は難しくなるので、早期発見、早期治療が大切です。
また、生活習慣によるものは、食事、運動を行い、心臓に負担をかけさせないように肥満を避ければ、
ある程度は防げるものです。


■てんかんとは・・・
てんかんは脳の病気です。
何らかの原因で脳内に異常な電気的興奮が起こり、前脳のニューロン(神経細胞)に異常が生じて
発症するのです。てんかん発作の症状としては、突然手足を突っ張るように硬直させ倒れます。
筋肉はけいれんを起こし(けいれんは、顔や手足などの部分的なけいれんの場合、身体全体がけいれんする
場合があります)、意識はなくなり、口から泡を吹き出します。
発作中やその後に便や尿を漏らすこともあります。
発作の原因は様々ですので、血液検査やレントゲン、CT、MRIなどで追求していかなければなりません。
原因のなかでも脳腫瘍や破損など、脳そのものの異常による場合を「症候性てんかん」といいます。
検査などで異常が発見できず、原因不明なものは「原発性てんかん」といいます。
てんかんは、発作を繰り返すうちにその症状、頻度が悪化し、重症化します。
そのため、日々の様子をチェックして、なるべく初期の段階で適切な治療を始めることを心がけてあげてください。

■糖尿病とは・・・
遺伝的要素の大きい病気ですが、肥満になると糖尿病になりやすくなるのは、人間だけではなく犬や猫も
同じなのです。食べ過ぎ、カロリーの摂り過ぎの上に運動不足。当然、肥満となります。
ペットが糖尿病になる原因の多くは肥満なのです。
症状としては、喉が渇く、尿の量と回数が多い、水をたくさん飲みたがる、たくさん食べたがるといったものです。
症状が進行すると体重が減少していき、身体がだるそうで元気がなくなり、白内障などを引き起こすことも
あるのです。現代医学での糖尿病の定義は、膵臓で作られるインスリン(血糖降下作用を持つ唯一のホルモン)
が不十分なために、血液中の糖が吸収されず、血液中に残ってしまう膵臓の病気なのです。
飼い主さんはバランスの取れた食事と適度な運動で肥満にならないように心がけてあげてください。


■腎臓病とは・・・
腎臓病は腎臓の糸球体の基底膜に炎症が起き、排出しなければならない老廃物が体内に残ってしまうなど
正常に機能できなくなる病気です。原因としては、細菌、ウィルスなどの感染により、免疫作用に異常が現れた
時などに発症します。初期には、なかなか症状が現れにくいのですが、症状が進行していくと、水をたくさん
飲んだり、食欲不振により体重が減少するなどしてきます。
また、身体がむくんできたり、血尿が出たり尿の量が減ったりすることもあります。
特に、高齢期に入った犬や猫に多いので、年に1度は尿検査するなど腎臓の状態をチェックしておく必要が
あります。


■肝臓病とは・・・
肝臓は、栄養素などの生産、貯蔵、解毒などを一手に引き受けている非常に大切な臓器です。
肝臓の病気は、かなり病気が広範囲になるまで症状が現れないことがあります。
動物の異常に気付いた時にはかなり重症になっていることが多くあります。
症状としては元気がない、食欲不振、体重減少などが挙げられます。
病状が進行すると黄疸がみられたり、嘔吐、下痢、さらに腹水が溜まったりします。
こうなるともう重症です。そうなる前に気になることがあればすぐに診察を受けてみて少しでも早く治療を始める
ことを心がけてあげてください。


■皮膚病とは・・・
犬や猫のペットに多発しやすいのが皮膚病(脱毛、湿疹、アトピーなど)です。
皮膚病はかゆみを伴うので、犬や猫は咬んだり、引っかいたりして、皮膚に傷をつけ、2次感染を引き起こし、
さらに治り難くなる・・・この繰り返しなのです。
皮膚病には色々な原因がありますが、一般的には細菌や真菌(カビ)などの感染症によって
生じるものが多いのです。
ところが最近では、人間と同じようにアトピー性皮膚炎(アレルギー性皮膚炎)にかかるペットが増加して
いるのです。アレルギー性皮膚炎は、遺伝的要因で起こる場合もあれば、動物の身体に備わっている防御
システムが過剰になり、普通なら発生しない物質(アレルゲン)にまで反応して生じる皮膚病なのです。


このようなことから、最近では全国各地より、たくさんのペットの漢方薬相談を頂いております。
ご来店が困難な方には、お電話またはFAX、メールでの対応も致しますのでご安心くださいませ。
(※基本的には、ご相談を頂いた上で漢方薬を処方致します。)
