心や体のお悩み
肩こり 漢方薬
漢方薬治療では、体質を改善しながら肩こりの原因が何かを判断して根本的に
治療をしていき、体内の循環を良くし全身の不具合を改善することで治します。
ご自身のタイプに合った漢方薬を根気よく服用することが大切です。
どんな症状?
首から肩、背中にかけての筋肉が硬く張った状態になり、
ひどくなると頭痛や吐き気などを伴うことがあります。
首や肩、背中周辺の血行が悪くなると、筋肉中に乳酸などの老廃物が蓄積されて、
それが"こり"へと変化していきます。
もともと女性は低血圧・冷え症の人が多いのでそれに筋肉疲労が重なるとさらに血行が悪く
なり悪循環に陥ってしまうのです。
漢方ではどのように考えられているの?
「気・血・水」のバランスの
崩れによるものと考えられています。
西洋医学の治療では、痛み止め(鎮痛剤)や炎症を取る薬
(消炎剤)、筋肉の緊張をとる薬(筋弛緩薬)などを使って症状を抑えていきます。ただ、一時的にはよくなるものの、薬を止めるとぶり返してしまうなどの問題点もあります。
漢方の考えでは、人のカラダは「気・血・水」の3つで
構成されていると考えられています。
この3つは、お互いに影響しあっていて、「気・血・水」のバランスが取れている状態が心身共に健康であり、これが
崩れることにより、様々な不快な症状が現れてきます。
それは、肩こりにもあてはまります。
「気・血・水」のバランスの中でも、精神的なストレスや
不規則な生活・食事などが原因で、気の巡りが悪くなっている状態の「気滞(きたい)」、冷え、ストレス、過労、食事などが原因で、血の巡りが悪くなっている状態の「瘀血
(おけつ)」が肩こりの一因とされています。
漢方薬治療では、「気・血・水」の状態を整えることで
肩こりを改善していきます。
また、体質や症状、生活習慣などから、肩こりの根本的な原因を見つけ出し、
ストレスやイライラから停滞した「気」の巡りや、「血」の巡りを良くすることで肩こりの症状を軽減し、
カラダの内側から、肩こりになりにくいカラダを目指して体質を改善していきます。
肩こりの原因別症状
肩こりの解消方法は体内の循環を良くすることです。
カラダを温めて血行をよくすることが大切です。栄養バランスのよい食事を心がけ、カラダを温める食べ物を積極的に摂りましょう。また、疲労を早めに回復させ、神経をリラックスさせましょう。よく眠ることも大切です。
1番多くあてはまる症状の漢方薬をお選びください。
今までどんなお薬をお飲みになっても
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