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秋の養生。

2024.10.22

秋は、徐々に空気の乾燥が進み
呼吸器系を司る「肺」が弱くなりやすい時期。

秋の時期の大気の乾燥(燥邪)は、肺を傷め、呼吸器系や肌に不調が起こります。
乾燥した空気は、肺や口から肺に入り込み、肺の潤いがなくなると
鼻が渇いたり、のどが痛くなったり、せきがでたりと呼吸器にトラブルが起こります。
肺のはたらきが弱ると、肺が乾燥したり、便も乾燥して便秘がちになるといった不調も招きます。
もともと体力のない人や、喘息などの持病がある人は、特に注意が必要です。

穏やかに体を温め、胃腸をいたわり
身体の水分を守ってあげることが大切です。

朝晩の気温差もあるので脱いだり着たり出来る
上着を一枚持って出掛けましょう。

食養生

秋は“白いもの”を食べるとよいとされています。
豆乳、白きくらげ、豚肉などで豆乳鍋はいかがですか。

<肺をうるおすオススメの漢方薬>

■麦門冬湯(ばくもんどうとう)不足している「水」を補うことで気管支を潤し
乾いたせきや気管支炎などの症状を改善。
小青竜湯(しょうせいりゅうとう)さらさらした鼻水や、咳と一緒に痰が多く出る風邪やアレルギー性鼻炎に。
身体を温めな  がら「水」のバランスを整えることで症状を改善。
麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)「肺」の熱を冷まして潤すことで、せきや気管支炎などの症状を改善。
喘息のようなゼロゼロした咳や呼吸がくるしい時に用いられる。

<乾燥肌にオススメの漢方薬>

■四物湯(しもっとう)身体に栄養や潤いを与えてくれる代表的な漢方薬。
■当帰飲子(とうきいんし)
皮脂の分泌が減ることで肌が乾燥し
角質がはがれる皮脂欠乏性湿疹や老人性皮膚掻痒症に。
「血」と「気」を補うことで、肌に栄養と潤いを与え、肌の乾きやかゆみの改善が期待できる。
■温清飲(うんせいいん)乾燥肌で、赤みやかゆみ、ヒリつきなどの炎症が顕著な湿疹皮膚や皮脂欠乏性湿疹、手指の湿疹(主婦湿疹)に。

■十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)胃腸の調子が悪く栄養不足や貧血傾向があり、手足に冷たさを伴う乾燥肌に。
「気」「血」「水」の3つを補い、全身状態をよくすることで気になる不調の改善を目的とする漢方薬。

【イエルハーバルエレメンタルティ-EARTH(土)】がおすすめ!

食欲の秋、ついつい食べ過ぎてしまいます。
胃の健康を保つとされるクマ笹やウイキョウが配合され
またのどの渇きを感じる前に潤すことで乾燥対策にも。
渇きを潤すことは感染症対策にもなります。
おすすめ致します。

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