新型コロナウィルス感染症 1 ~ 中国
2021.05.11
2020年に世界中に広がった新型コロナウイルス。
私たちを取り巻く環境が一変し
2021年5月現在も感染者数は増加し続け、猛威をふるっています。
『週刊朝日MOOK 未病から治す本格漢方2021』で
新型コロナウィルス感染症を防ぐ漢方薬という特集がありました。
ー以下内容引用ー
中国では新たに開発した処方でコロナ重症化を防いだといいます。
日本でも西洋医学中心の治療だったが
一部では漢方が処方されたという報告も出ている。
世界の新型コロナウィルス感染者数(2021年3月現在)をみてみると
日本が約43万人に対し中国は約10万人。
人口から考えて極めて少ない。
国家主導による治療の実施、新たに開発された[三方三薬]などにより
重症化を抑え込んだとされている。
※三方三薬とは、自然植物由来の「三薬三方」(3 つの薬と3 つの方剤の意)。
予防や回復において、漢方薬への注目が集まっている。
■中国と日本における新型コロナウィルス感染症(以下コロナ)の対応の違い■
中国
2019年12月、中国・武漢での発生に端を発するコロナ。
武漢では、20年1月23日の都市封鎖以来4月8日の封鎖解除までの約2か月半
政府主導のもとコロナ専門施設に患者を集約し
無症状から重症までの患者を治療した。
その中で重要な役割を果たしたのが中医学(中国の漢方)だった。
[三方三薬]と言われる緊急用の中医薬を開発し
大量に発生したコロナ患者に対して
無症状から重症まで細かく治療にあたりコロナを封じ込んだ。
○三方・・・清肺排毒湯(せいはいはいどくとう)・化湿敗毒方(かしつはいどくほう)・宣肺敗毒方(せんぱいはいどくほう)
○三薬・・・連花清瘟膠嚢(れんかせいうん)・金花清感顆粒(きんかせいかんかりゅう)、血必浄(けつひつじょう)
20年3月の国家中医薬局の武漢での記者会見で、清肺排毒湯を
はじめとする処方は、コロナ患者の91.5%にあたる7万4187人に用いられ
90%以上の患者に有効だったと報告された。
もちろん、重篤化するとECMO(エクモ)や人工呼吸器など
西洋医学の出番になる場合も多いが
それでも中医学を積極的に使っており、中医薬でかなり対応できた。
この[三方三薬]の処方についての詳細は
日本感染症学会のホームページで誰でも閲覧することができる。
『週刊朝日MOOK 未病から治す本格漢方2021』の中の
日本の医師のお話では
中国が感染を抑え込んだ理由として
・無症状者と軽症者を徹底的に隔離したこと
・追跡調査、海外からの流入を防ぐ検疫と隔離も厳しくおこなわれたこと
・PCR検査もだれでもすぐに受けられる体制が整えられたこと
また無症状や初期症状のコロナ患者に対しては
西洋医にいる対応は難しいのでそこを専ら中医が担当
・食欲がない、倦怠感があるなどの不定愁訴
・コロナに対しての精神的な不安症状
・回復期・後遺症など
日本でも無症状・初期症状はぜひ漢方で対処してほしい
日本にも立派に漢方の伝統があり
漢方で介入しない理由はないとの話の記載もありました。
新型コロナウィルス感染症2に続く。
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