月経前症候群(PMS)
2024.09.17
◇月経(生理)の前にはどうしてもイライラしてしまったり
甘いものが無性に食べたくなったり、乳房がはって痛んだり…
いろいろな不調がでてきますよね。
これは、PMS(Premenstrual Syndrome=月経前症候群)と呼ばれる症状です。
憂鬱、不安、眠気、集中力低下、睡眠障害などが伴うことの多いPMSは、多くの女性を悩ませています。
PMSの原因は、はっきりとはわかっていませんが、女性ホルモンの変動に関わっていると見られています。
東洋医学では、全身を巡りながら栄養を運び、
精神を落ち着かせる作用のある「血(けつ)」が足りないことが大きな原因だと考えています。
女性は生理などで血を消耗することが多く、
体質的に「血虚(けっきょ)」になりやすいため、日々の養生が重要です。
またストレスは症状をより悪くすることが多いので要注意です。
◇多様な症状がでるPMSへの対応は、様々な効果のある生薬を組み合わせた漢方薬がおすすめ。
・血が滞った「瘀血(おけつ)」タイプには
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
(主な生薬→茯苓・桂皮・芍薬・牡丹皮・桃仁)
婦人科系疾患に効果的な”三大漢方婦人薬″のひとつ。
とくに、のぼせて下腹部が痛むような
「瘀血(おけつ)」タイプの人に効果的。
血行をよくして、めまい、肩こり、頭痛、冷えなどを改善。
・強いストレスを感じている人に
加味逍遥散(かみしょうようさん)
(主な生薬→芍薬・甘草・柴胡・山梔子・生姜など)
“三大漢方婦人薬″のひとつです。血行をよくしてからだを温め
上半身の熱を冷ます効果があり、冷えのぼせ、めまい、動悸などに有効。
精神症状にも効くので、ストレスが強い時におすすめ。
・のぼせがある人に。
桃核承気湯(とうかくじょうきとう)
(主な生薬→桃仁・桂皮・大黄など)
便秘、のぼせ、イライラ、不安感のある「瘀血(おけつ)」タイプのPMSや
精神症状改善に効果的。上半身ののぼせや下半身の冷え、痛みを改善します。
・「水毒」タイプに。
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
(主な生薬→芍薬・蒼朮・茯苓など)
“三大漢方婦人薬″のひとつです。冷え症で疲れやすく
めまいや貧血がある人に効果的。
特に「水毒」タイプのPMS症状の緩和におすすめです。
・胃弱な「虚証」タイプに。
安中散(あんちゅさん)
(主な生薬→桂皮・延胡索・牡蠣など)
華奢で顔色が悪く、冷えのある胃弱な虚証タイプに使う場合が多く
食欲不振・吐き気・胸やけ・胃痛のほか、不眠にも効果があります。
◇婦人科領域の主薬で、血行を促進し、子宮の緊張を緩和し痛みを止める働きがある「トウキ」と造血・止血・補血作用のある「アキョウ」をはじめ
9種の生薬を配合した「婦人宝(ふじんほう)」は、生理不順、生理痛、冷え性、貧血、肩こり、頭痛、めまいなど、生理にまつわる症状を改善してくれます。
サラッとしており甘さ控えめで黒糖の味が飲みやすく
100mlずつの小瓶サイズで毎日手軽に摂ることもできます。
赤玉漢方薬局のオンラインショップにて取り扱っています。
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