美ST 2016年11月号
2020.01.25
美ST 2016年11月号で”病院に行く前に、漢方やアロマの力を借りてみる”「更年期障害と漢方」の特集がありました。
更年期障害でお悩みのライターさんが当店の漢方薬を服用されており、当店のオーダーメイド漢方薬も以前美STに掲載して頂いてます。
更年期障害とは、
閉経の前後40歳代~50歳代の女性に起こる症状です。閉経前後に女性ホルモンの分泌が急激に低下し、
そのため自律神経の乱れや代謝の異常が生じ、身体的、精神的にとても辛い諸症状が起こります。体質によって更年期に現れる不調は異なりますが、
のぼせ、発汗、冷え、頭痛、イライラ、憂鬱、不安感、不眠、めまい、動悸など、
カラダのあちらこちらに不調が出る症状を更年期障害と言います。
体調が悪く病院に行っても原因がわからない…という方は、もしかすると「更年期障害」かも知れません。
更年期障害の治療は、大きく分けて二つ。
ホルモン療法と、漢方治療です。
ホルモン療法は、効果はとても高いようですが、吐き気やだるさなどの副作用が心配です。
ホルモン療法とは、自力で出なくなったホルモンを人工的に足すわけなので、足している間はホルモンバランスも整いますが、急にやめるとホルモン値が急激に下がるので、始める以前よりひどい症状が出てしまう場合が多く、一度始めると、途中でやめられず、10年以上続ける方が多いようです。
また、乳がんのリスクも高くなるという報告もあるため、日本ではまだまだホルモン療法を受ける方が少ないとか…
そのようなことより、日本では更年期障害というと、漢方薬治療を選択する方が多いのです!!
漢方治療では、ホルモンや自律神経の乱れを整え、様々な不快な症状を緩和するのに大変効果的です。
体質や症状に従ってカラダ全体のバランスを整える漢方薬を用い治療を進めていきます。
漢方薬は複数の症状に対して効果が現れるので、様々な不快な症状が現れる更年期障害の改善にとても効果的なのです。
また、ホルモン療法とは違い途中でやめたからといって、余計に悪くなるという心配もありません。
そんな更年期障害の代表的な漢方薬というと、
加味逍遥散(かみしょうようさん)がもっとも有名な処方です。
この加味逍遥散は、血液循環をよくして身体を温める一方、のぼせなど上半身の熱をさまします。
また、主要構成生薬である、柴胡(さいこ)と芍薬(しゃくやく)の組み合わせには、柔肝作用(肝臓の血流を増やし、肝機能を調整する)があります。
それによって、肝機能の不調で起こっていた、イライラや鬱々が改善してくるのです。
更年期障害の特徴である、イライラとホットフラッシュにはとても効果があります。
当店でも更年期障害でお悩みの方のご相談も多いです。
ピッタリの漢方を服用していただくことで、
早い人では、飲んで2~3日で効果を実感できる方もいます。
漢方薬はなかなか効果が得られないのでは?と思う方も多いと思いますが、
当店では、ほとんどの方が1か月以内に効果を実感できています。
更年期障害でお悩みの方、のぼせや汗で恥ずかしい思いをしていませんか?
イライラして家族に当たったり、やる気が起きなかったりしていませんか?
放っておいても良くはなりませんよ!
独りで悩んでいないで、是非一度ご相談ください。
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赤玉漢方薬局では、女性ベテラン薬剤師が、
じっくりとお話しをお伺いし、
お悩みに応じたオーダーメイドの漢方薬を 処方しております。
ご病気の方、遠方でお越しになれない方には、
ホームページより、ご相談を承っております。